工事で余った電線はありませんか?
実は電線って高く売れるんですよ!
「そんなこと知っている!」
「え、知らなかった」
どちらの方にも今回の記事は読んでいただきたいです。
余った電線を売るとなると、買取してくれる業者を探すのですが、
業者を探すとなると、次のような不安や心配は付きものです。
業者を選ぶ際の不安
- 一番良い業者に売りたい
- 少しでも高く買ってほしい
- 変な業者に当たったら最悪だ
上記のことは誰もが思うことです。
今回は、どこの業者に売れば良いのか。さらにはどの業者が良いのかを調べましたので、ご紹介したいと思います。
また、良い買取業者と悪い買取業者の見分け方や、電線を高く売るポイントなどもご紹介したいと思います。
業者と良い取引をするためには必読です。
それではいきましょう!
もくじ
おすすめ電線の買取方法3選。それぞれの特徴の説明とメリットとデメリットを解説
電線の買取業者を探す前に、買取にはいくつかの買取方法があります。買取方法についても知っておきましょう。
主な買取方法は下記の3つです。
定番の買取方法
- 宅配買取
- 出張買取
- 店頭買取
選択する買取方法によっては、高く買ってくれたり、ちょっと価格が下がったりする場合もありますので、その特徴と、それぞれの買取方法のメリットとデメリットを解説していきます。
ご自身にあった買取方法を選択してください。
宅配買取(おすすめ)
僕が個人的に一番おすすめなのが「宅配買取」です。
宅配買取とは、商品を箱に入れて買取業者に送るだけで査定から入金までが完結する買取方法になります。すごく簡単で便利ですので、僕自身は宅配買取をおすすめしています。
それでは宅配買取のメリットですが、
宅配買取のメリット
- 送るだけで簡単
- 査定時間を待つ必要がない
- 査定額の基準が高い
宅配買取の良いところは、電線を送るだけで簡単なだけではなく、電線の査定にかかる時間を待たなくて良いというメリットもあります。
出張買取や店頭買取になると、電線の査定をしている時間は待っていなくてはいけません。電線が一つだけなら短時間で終わりますが、数が多くなればその分査定時間は長くなります。宅配買取ですと、査定時間を待たなくて良いので時間を有効に使えます。
また、僕が一番のメリットと考えるのは、査定額の基準が高いということです。
どういうことかと言えば、例えば郊外に住んでいると買取店の件数もそれほど多くありません。街に1件あるかどうかくらいになると、その店舗はその地域で独占状態になります。そうなるとライバルもいないので買取額も安くなってもおかしくありません。価格の競争をするライバルが居ないのですから。
宅配買取になると、ライバルは全国にいます。全国の宅配買取の業者がライバルになるわけですから、査定をするのにも気を抜けません。その時の一回の取引では安く買うことができても、1円の差で以後のリピート客を逃してしまうことになります。
僕個人としては、全国にライバルがいる宅配買取は信用できると思っています。
ではデメリットですが、
宅配買取のデメリット
- 電線を梱包しないといけない
- 業者によっては箱を自分で用意する必要がある
- 業者によっては送料は自分で負担
荷物を送る際、一番と言って良いほど面倒なことは、
箱を用意すること
です。
送ること自体は面倒でも、箱を用意することの方が数倍面倒です。
箱は電線より大きすぎても小さすぎてもダメなんです。電線の大きさにちょうど良い箱でないとダメなんですよね。
なぜなら、理由は2つあります。
箱が大きい事のデメリット
- 送料が高くなる
- 箱がスカスカだと電線が痛む
送料を自分で負担しなければいけない業者なら、箱の大きさによって送料が高くなってしまいます。箱が大きすぎると、その分送料も高くなってしまいます。ですので、電線を梱包する箱は、できるだけ電線とジャストなサイズが望ましいのです。
また、箱が大きすぎて中がスカスカだと、箱の中で電線は動き回ることになります。そうなると電線を包んでいるビニールなどに傷がつき、買取金額が下がってしまう可能性もあります。できるだけ綺麗な状態で査定をしてほしいので、傷がつくのは避けたいです。
宅配買取で業者を選ぶ場合のポイントとしては、
業者を選ぶ際のポイント
- 箱を用意してくれる
- 送料を負担してくれる
上記のポイントは最低限確認しておきましょう。
高価買取とかは当たり前の項目ですので、それよりも上記の項目はしっかりと押さえておく必要があります。
出張買取
次におすすめなのは出張買取です。出張買取とは、電線の買取業者が会社や自宅まで買取に来る方法です。
出張買取のメリットとしては次の2点です。
出張買取のメリット
- 梱包などの作業がいらない
- その場で現金支払
出張買取の場合は、電線を送るわけではないので、梱包する必要はありません。電線を会社や自宅で用意しておけば業者がきて査定してくれます。ものすごく便利です。
支払いは、大抵の業者はその場で現金で支払いしてくれます。ですので、金銭的なトラブルも起きにくい買取方法になります。
逆にデメリットは次の2点です。
出張買取のデメリット
- 買取エリアが決まっている
- 立会いが必要
どれだけ良い業者を見つけたとしても、出張してくる以上、出張エリアがどうしても決まってしまいます。東京の業者が大阪までは来てくれません。そうなると業者の選定は、買取エリア内でということになります。
また、買取業者が訪問してくるので、査定の間は立会いが必要になります。
僕個人としては、立会いが面倒だと感じてしまいます。電線の量が少なければ良いですが、多くなるとその分立会いする時間が長くなります。それがすごく嫌なのは僕だけでしょうか?
店頭買取
最後に店頭買取ですが、個人的な意見として、あまりおすすめではない買取方法になります。
店頭買取のメリットは、
店頭買取のメリット
- 近くにあれば便利
- その時点で買取できるのでスピーディー
現場の帰りに立ち寄るならものすごく便利です。そして、立ち寄ればその場で買取の取引が終了しますので、ものすごくスピーディーです。
宅配買取や出張買取ですと、買取が完了するまで数日かかってしまいます。そう考えると勝負が早い店頭買取には勝てません。
店頭買取のデメリット
- 買取金額は安い
- 査定時間は待たなければいけない
店頭買取の査定金額ですが、個人的に安いような気がしています。電線だけじゃなく、色々なものを買取に出したことはありますが、ネットで調べた業者の方が高い金額を提示しています。
店舗を構えて従業員を配置して、固定費がかかっている分、査定額にも影響を受けると思います。店舗を出すのは固定費がかかるから、商売人はネットショップに移行しているわけなので、店頭買取は合理的ではないような気がしています。
以上で買取方法の解説は終わりです。
次はいよいよ買取業者をご紹介しますので、上記の買取方法やそれぞれのメリットとデメリットを考慮したおすすめの業者を紹介していきます。
おすすめ電線の買取業者4選
電線は通常の買取屋さんでは扱っていません。電材などの業者に限定されていますのでそれほど件数も多くないです。
その中で厳選した業者を4社ご紹介します。
買取のエコプロ
買取のエコプロは株式会社エコプロが大阪を拠点に営業しています。買取のエコプロは総合買取ですので、電線などの電材も買取しています。
店舗展開はしていませんが、宅配買取と出張買取に力を入れています。店舗展開していない分、固定費もかかりませんので、買取価格で還元しています。
業者名 | 買取のエコプロ |
---|---|
買取方法 | 宅配買取、出張買取 |
出張の対応エリア | 大阪、神戸、京都、奈良 |
宅配対応エリア | 全国 |
買取品目 | 総合買取 |
営業時間 | 9:00〜23:00 |
定休日 | 1月1日〜1月3日 |
電話番号 | 0120-767-856 |
LINE査定の有無 | あり |
宅配キットの有無 | 無料で提供 |
送料 | 無料 |
所在地 | 大阪府大東市三箇1-14-21 |
HPアドレス | https://kaitoriecopro.com/ |
ツールオフ
ツールオフは有名な業者です。関東圏を中心に営業し、大阪にも店舗があります。
名前の通り、工具専門の買取業者で、電線の買取も行っています。
業者名 | ツールオフ |
---|---|
買取方法 | 宅配買取、出張買取、店頭買取 |
出張の対応エリア | 東京、埼玉、神奈川、千葉、群馬、大阪 |
宅配対応エリア | 全国 |
買取品目 | 電線、工具 |
営業時間 | 店舗により異なる |
定休日 | 不明 |
電話番号 | 0120-590-220 |
LINE査定の有無 | あり |
宅配キットの有無 | 無料で提供 |
送料 | 無料 |
所在地 | 複数あり |
HPアドレス | https://tool-off.com/ |
電線・電材資材ネット買取専門
電線や電材メインの買取業者です。
まるでスーパーのチラシのようなホームページで、個人的には好きです。
宅配買取と出張買取、店頭買取をされている業者さんです。
業者名 | 電線・電材資材ネット買取専門 |
---|---|
買取方法 | 宅配買取、出張買取 |
出張の対応エリア | なし |
宅配対応エリア | 全国 |
買取品目 | 電線、電材、工具 |
営業時間 | 不明 |
定休日 | 不明 |
電話番号 | 0120-393-118 |
LINE査定の有無 | あり |
宅配キットの有無 | 無料で提供 |
送料 | 無料(佐川急便のみ) |
所在地 | 複数あり |
HPアドレス | https://den-zai.jp/net/ |
買取工房リライズ
工具買取の専門店です。電線の買取もされています。
宅配買取と出張買取、店頭買取もされていますので便利です。
千葉県を拠点とされています。
業者名 | 買取工房リライズ |
---|---|
買取方法 | 宅配買取、出張買取、店頭買取 |
出張の対応エリア | 千葉県 |
宅配対応エリア | 全国 |
買取品目 | 電線、工具 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 日曜日 |
電話番号 | 0470-318-3692 |
LINE査定の有無 | あり |
宅配キットの有無 | なし |
送料 | 自己負担 |
所在地 | 千葉県 |
HPアドレス | https://rerise.shop/ |
商品の相場価格
ここでは、電線の一般的な買取価格の相場を見ていきましょう。あくまでも相場価格ですので、参考までに。
上記で電線の買取業者をご紹介しましたが、業者それぞれホームページで買取金額を掲載していますが、その金額もあくまでも「その時点での価格」です。もちろん相場により変動しますので、ホームページ上の価格で買い取ってくれると思い込むのは危険です。
電線の相場を把握して、ご自身で業者を判断できるようにしておくことも大切です。
(ここではVVFケーブルのみの記載となります)
VVFケーブル | 相場価格 |
---|---|
1,6mm 2芯 | 3,900-4,500円 |
1,6mm 3芯 | 5,600-6,500円 |
2.0mm 2芯 | 5,000-6,000円 |
2.0mm 3芯 | 7,500-11,000円 |
上記のように、価格にものすごく幅があります。幅があるということは、業者によって価格はバラバラということです。
何度も言いますが、上記の価格はあくまでも現在の相場価格です。相場で変動するということは、明日の価格は大幅に下がっているかもしれないという世界ですので、参考程度で認識しておきましょう。
価格は高いから良い業者ではありません。逆に価格が安いからといって悪い業者ではありません。
もちろん価格も大切ですが、業者の良し悪しの判断は価格以外のところも大きいです。ずっとお付き合いするかもしれない業者なら尚更です。目先の価格で決めるのではなく、総合的に判断して決めるようにしましょう。
また、同じVVFケーブルであっても、メーカーによって価格差が生じることもあります。ですが基本的には全メーカー同じ価格で買取することろが多いようです。
当然、日本製のVVFケーブルの信頼度は高いですが、外国製のVVFケーブルは信頼度は少し下がってしまいます。ですので日本製と外国製の価格差があるのは仕方ありません。
電線を高く買取してもらうコツとポイント!減額されないために!
電線の買取をしてもらうには注意点があります。ここでは1円でも高く買取してもらうために、コツとポイントを解説します。
電線も当然ですが経年劣化していく商品です。買取金額を減額されてしまわないよう注意しましょう。
電線を高く買取してもらうための注意点は下記になります。
電線を高く売るためのポイント
- ビニールを綺麗な状態で査定に出す
- 製造から2年以内に買取してもらう
- 高温多湿な場所で保管しない
- 相場が高い時に売る
上記の4点になります。
電線を高く買取してもらうためには見た目も大切です。保護のビニールが破れていたり剥がれていたり、汚れていたり傷がついていると印象も悪く、買取金額は下がってしまいます。日頃からの取り扱いに注意する必要があります。
製造から2年以内というのが基準値になります。それ以上のものは信頼度が下がってしまいますので、高価買取は無理です。早めに買取に出すのが正解です。
高温多湿な場所で保管していると、絶縁被膜の劣化が心配になります。また電線自信も錆びてしまう恐れもあります。保管するにも注意が必要です。
相場が高い時に売るのは当たり前ですが、相場は誰にも予想できませんので、電線が劣化したり汚れたりする前に売ることも重要です。製造から2年以内ということも忘れてはいけません。
良い買取業者と悪い買取業者の見分け方
それではここで、良い業者と悪い業者の見分け方をご紹介します。電線の買取業者で悪い業者を聞いたことはありませんが、今後のためにご紹介しておきます。
良い買取業者
比較的良い業者を見分けるポイントとしては、
良い業者の見分け方
- ホームページがしっかりしている
- 電話の応対が丁寧
- 問い合わせのレスポンスが早い
- 悪い口コミに誠意を持って返信しているか?
などがあります。
こうしてみると当たり前のことばかりですが、この当たり前ができない業者がいるのも事実です。逆に詐欺を行う業者にもなれば、必要以上に丁寧なのかもしれませんね(笑)。
今どきホームページがない業者は論外ですし、力を入れていない業者も信用度が低くなります。ホームページは必ずチェックしましょう。
問い合わせてみて、電話の応対が横柄だったり、頼りないのも心配になります。また、折り返しの電話や、メールなどの返信が遅いのも不安になりますよね。少しでも不安を感じたり、不審だと思ったら関わらない方が無難です。
プラットフォームなどを見ると、その業者の口コミが載っている場合があります。あの口コミは信用できるレベルではないですよね。消費者の感情的な意見ばかりですので、悪い口コミがあるからといって、必ずしもその業者が悪い業者だとは限りません。
大切なのは、その口コミに対してどのように接しているかが重要です。
口コミの対応は?
- 真摯に向き合って改善しているのか?
- 言い訳をしているのか?
- 反撃しているのか?
口コミに対してどう接しているかは本当に重要です。
口コミだけでその業者を表面的に判断して、良い業者を逃さないように注意しましょう。
悪い買取業者
悪い業者を見分けるポイントは、一般的には下記の通りです。
悪い業者の見分け方
- ホームページがない
- 電話の応対が悪い
- 問い合わせの返事が返ってこない
- 悪い口コミに対して誠意を感じない
悪い業者を見分けるポイントは、基本的には良い業者を見分けるポイントの逆となります。
ホームページが無いのは論外で、電話の応対が悪い、問い合わせの返事が帰ってこないなどは注意が必要ですね。
口コミに対しても先ほど説明した通りです。悪い口コミに対して言い訳をしたり、誠意が感じられない業者は取引するべきではありません。もしトラブルにでもなれば、誠意に対応してくれるとは思いませんし、自分の非を認めない可能性だって疑えます。
そのような業者には気をつけましょう。
買取できなかった電線はどうすればいい?
基本的には買取できない電線はありません。
なぜなら、買取した電線が商品として利用できなくても、鉄くずとしては価値があるからです。
買取業者も、鉄くずとして換金できるので、最低でも鉄くず価格で買取することができるからです。
ですが、万が一買取してくれなかった場合はどうすればいいのか解説します。
- 自分で街のスクラップ屋さんに売りに行く
- 不用品回収業者に依頼する
買取してくれなかった電線は、上記の2つでほぼ解決するでしょう。
ご自身で最寄りのスクラップ業者に持ち込んでください。その日現在の銅の買取価格で買い取ってくれます。ほぼ確実に買取してくれるでしょう。
それでも万が一だめな場合は、不用品回収業者に買取を打診することです。不用品回収業者も悪徳業者がいますので注意が必要です。
依頼した不用品回収業者が悪徳かどうかを判断するには、前項で解説したポイントが役に立つと思います。
万が一電線を買取してくれないことが起これば、まずはご自身でスクラップ業者に持ち込んでみましょう。
まとめ
「電線の買取業者おすすめ4選!業者選びで失敗したくないあなたへ!」ということでご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
電線は特殊な商品ですので、買取業者はそんなに多くありません。買取金額にしても、汚れや劣化がひどい電線でない限り、どの業者も大差はないようです。
あとは相場が高い時期に売ることができれば、結構な金額になるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。